ネイマール退場の窮地救ったPSGカバーニ マルセイユ戦の劇的同点弾に「アレ・パリ!」
ネイマールが二度の警告で退場、終了間際にカバーニがFKを決めて2-2ドロー
フランス・リーグアンで現地時間22日に日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユとパリ・サンジェルマン(PSG)によるル・クラスィク(フランス・ダービー)が行われた。ブラジル代表FWネイマールが二度の警告で退場処分となるなど劣勢となったPSGだが、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが直接FKを決めて2-2のドローに持ち込んだ。
試合は前半16分にブラジル代表MFルイス・グスタボの強烈なミドルシュートが炸裂してマルセイユが先制する。それに対して、PSGは同33分にMFアドリアン・ラビオのお膳立てからネイマールが左足のシュートを右隅に流し込んで同点とした。
1-1の攻防から勝ち越したのはマルセイユだった。後半33分に右サイドからのクロスに対してゴール前に飛び込んだMFフロリアン・トヴァンが豪快にボレーシュートを決めた。
さらにPSGには災難が訪れる。エースのネイマールは同40分に警告を受けると、その2分後にタックルを受けたMFルーカス・オカンポスを突き飛ばしてしまい、2枚目のイエローカードで退場処分となった。このピンチでチームを救ったのはネイマールとPKキッカーの座を巡って衝突したこともあったカバーニだった。