「どうしても汚名返上したかった」 長友佑都が胸中告白 「日本人のプライド」を証明

因縁のナポリ戦で先発フル出場 FWカジェホンを好守で抑え、安定のパフォーマンス披露

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、現地時間21日にナポリと無敗同士の首位決戦に臨み、アウェー戦を0-0で引き分けた。長友は左サイドバックでフル出場し、スペイン代表FWホセ・カジェホンを封じるなど好守を披露。イタリアメディアから称賛の声も上がっている。長友は22日に自身のツイッターを更新し、「どうしても汚名返上したかった」と胸の内を告白した。

 開幕8連勝のナポリと開幕7勝1分けのインテルが激突した頂上決戦は、圧倒的な攻撃力を誇るナポリをインテルが押さえ込み、勝ち点1を分け合っている。長友にとって、ナポリは因縁の相手だ。

 昨季の本拠地で迎えたリーグのナポリ戦では、長友が相手のクロスの対応を誤り、背後のカジェホンにボールを渡すミスを犯し、0-1で敗戦。また2015年2月のイタリア杯(0-1)でも失点に直結するミスを犯し、同11月のリーグ戦(1-2)では前半44分に二枚目の警告を受けて退場処分となっていた。

 ナポリ戦に懸ける思いが人一倍強かった長友は、21日の試合で先発出場のチャンスを得ると安定したパフォーマスを披露。「昨シーズンのナポリ戦で自分のミスで負けたから、自分の全てのプライドをかけて戦った」と綴っている。さらに、イタリアの地で戦い続ける男の意地があったと明かす。

 

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