パチューカ本田、無回転FKはポスト直撃 ノーゴールも先発出場で1-0勝利に貢献

前半終了間際、相手GKの反応も及ばないFKを放つもゴールならず

 パチューカの本田圭佑は現地時間21日、メキシコリーグ(リーガMX)前期第14節プエプラ戦に先発出場。直接FKからポスト直撃シュートを放つなど奮闘したもののノーゴールに終わった。試合は1-0でパチューカが勝利を収めている。

 勝ち点を伸ばせず本調子と行かないパチューカだが、本田は前節トルーカ戦に続いてスターティングメンバーに名を連ねた。ポジションはミラン時代、主に務めた右サイドを主戦場とし、チャンスを待った。

 1-0とパチューカが先行した前半終了間際にはゴールから約30メートルの位置から直接FKのキッカーを任される。すると本田は左足を振り切り、無回転FKでゴールを襲った。相手GKの反応も及ばなかった一撃だったが、右のゴールポストに弾かれ、惜しくもゴールネットを揺らせなかった。

 後半に入ると勝ち点3が欲しいパチューカはプエプラの攻めを受ける時間が増え、本田も守備に回る場面が目立った。その後激しい球際の連続で小競り合いも起きるなか、ゴールとはならなかったが、本田はその後もプレースキッカーを任されて際どいクロスを送り込むゴールを狙う姿勢を見せ、後半38分にピッチを去った。

 シーズン3ゴール目こそマークできなかったものの、チームの勝利というタスクに貢献した本田。11月に控えるブラジル、ベルギーとの日本代表欧州遠征に向けて地道にアピールを図っている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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