バルサ開始112秒先制弾に“誤審疑惑”浮上 スペイン紙「完全にラインを割っている」
バルサDFがラストパスを出した際、ゴールラインを割っていたと現地メディア報道
現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節、バルセロナはホームにマラガを迎えて2-0の快勝を飾り、勝ち点3を確保した。この試合の趨勢を決めたのは電光石火の開始112秒先制ゴールだったが、これが明らかな“誤審”だったと現地メディアでは大きく取り上げられている。
バルサを率いるエルネスト・バルベルデ監督はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)などのスケジュールを考え、最終ラインを大きく入れ替えるなどローテーション策を取った。すると開始1分50秒、軽快なパスワークで左サイドを抜け出たDFディニュが深くえぐると、ゴール前へとラストパス。これをFWデウロフェウがトリッキーな動きで合わせてゴールネットを揺さぶり、早々の先制ゴールとなった。
ゴールを喜ぶバルサイレブンの一方で、前節終了時点で最下位のマラガイレブンは“なんで?”という表情を浮かべていた。なぜならディニュがラストパスを折り返そうとした際、ボールが完全にゴールラインを割っていたというのだ。
これについてバルサの宿敵レアル・マドリードの贔屓紙である「マルカ」はいち早く報道。ディニュが折り返した瞬間の映像を切り取り、解説者の言葉として「ボールは完全にラインを割っている。主審も副審もその“違法”を見ており、ゴールを認めた。だからこれは両者のエラーだ」と切り捨てている。