元五輪金メダリストや“バルサの希望”候補も… 英メディア選出「新メッシになり損ねた7人」

メッシと1歳違いのブオナノッテは交通事故に遭う悲運で、現在はチリでプレー

 サッカー界の世界最高峰プレーヤーと言えば、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。そのドリブルと決定力はいまだに猛威を振るうなか、英サッカーメディア「90min」スペイン語版は、かつて「新たなるメッシ」と呼ばれながらも大成し切れなかった7選手を紹介している。

 1人目はディエゴ・ブオナノッテ。メッシと年齢が1つしか違わない29歳は2008年北京五輪の金メダルメンバーで、リバープレート時代から“新メッシ”と評された。しかし、09年に交通事故に遭う悲運に直面。その後のスペインに移籍するも成績は芳しくなく、現在はチリリーグでプレーしている。

 続いては、バルサファンにとって記憶に残るスペイン代表FWボージャン・クルキッチ。まだ10代ながらトップチーム昇格した2007-08シーズン、遠い親戚であるメッシらとともにプレーしてリーグ戦2桁ゴールをマーク。下部組織育ちの新たな希望と見られていた。しかし、その後就任したペップ・グアルディオラ監督の戦術に馴染めず、ローマやアヤックス、ストークを渡り歩いて今季からアラベスに新天地を求めた。

 メッシと対比されるのはアルゼンチン人選手が多いが、アルゼンチン代表FWパブロ・ピアッティもその1人だ。エストゥディアンテス所属時の若き日にディエゴ・シメオネ監督に見出された身長163センチのアタッカーは小気味いいドリブル突破と決定力で一躍注目を集め、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、インテルも注目する中でスペインへと渡った。しかし、キャリアの重要なステップだったはずのバレンシアで足踏みし、昨季からエスパニョールで再起を期している。

 

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