07年ACL優勝メンバーのポンテ氏、マウリシオとのスリーショットを公開

　J1浦和レッズのMF阿部勇樹が20日に自身のツイッターを更新し、「この人が大原まで来てくれました」とメッセージを添えてある写真を公開した。

　浦和は10月18日に行われたAFCチャンピオンズリーグ（ACL）準々決勝第2戦、上海上港（中国）に1-0で勝利。フル出場を果たした阿部はCBとして、またキャプテンとしてチームを支え、10年ぶりのACL決勝進出に大きく貢献した。

　決戦から2日後の20日、阿部が自身のツイッターを更新。「今日はこの人が大原まで来てくれました」とコメントしつつ、練習後の写真を公開した。そこには、左に阿部、中央にクラブOBのポンテ氏、右にブラジル人DFマウリシオが並び、仲良く肩を組んで笑顔で写っている。

　阿部とポンテ氏は2007年から4年間ともにプレーした“戦友”だ。ポンテは阿部がジェフユナイテッド千葉から移籍する前の2006年にリーグ優勝を経験し、翌年にはともにACL制覇の喜びを分かち合った。同年のJリーグMVPにも輝いたクラブのレジェンド的存在だ。一方、今年8月にCSマリティモ（ポルトガル）から加入したマウリシオは、日本サッカー挑戦にあたってポンテからアドバイスを受けたという間柄である。

　阿部は「アベ、ガンバレ！ と激励してくれました」と報告。投稿された3ショットには多くのファンが反応し、退団から7年が経過した今なおポンテの偉大さを示している。浦和はレジェンドのエールを背に、決勝（11月18日・25日）でアル・ヒラル（サウジアラビア）を破り、07年以来となるACLのタイトルを手にすることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images