マタにバレンシア復帰の可能性が浮上 放出はディ・マリアと“二者択一”か

「ユナイテッドはどちらかを売却するか決めることになる」

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFフアン・マタが今夏の移籍市場で古巣のスペイン強豪バレンシアに2000万ポンド(約36億円)で電撃復帰する可能性が浮上した。英地元紙デイリー・ミラーが報じている。

 マタは3-0の勝利を挙げた15日のトットナム戦で活躍し、サポーターからスタンディングオベーションを受けていたが、ルイス・ファン・ハール監督からは全幅の信頼を得られておらず、ここ2か月間で初めての先発出場だった。現状では、今季開幕前に英国史上最高額の移籍金でレアル・マドリードから加入したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアらの後塵を拝している。

 最近では途中出場が多いマタに関して、2007年から11年までプレーしたバレンシアのオーナー、ピーター・リム氏とアマデオ・サルボ会長が先週末にマンチェスターを訪問し、マタ復帰に関する交渉を持ったという。

 ディ・マリアに関しても、パリ・サンジェルマンが興味を示しており、記事では「ユナイテッドはこの夏に2人のうち、どちらかを売却するか決めることになるだろう」と報じている。

 マタとディ・マリアはいずれもワールドクラスのアタッカーだが、どちらかが今季限りでオールドトラッフォードを去ることになるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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