ELで暴力行為も警告止まり “被害”クラブが抗議のツイート「これがフットボールか?」
英紙も言及「ウィリアムズはラッキーだった」
まるで子どもの喧嘩のような状況は、スタッフや関係者が仲裁に入ってようやく収束。騒動の発端となったウィリアムズと、選手に手を出そうとしたサポーターと口論を繰り広げたリヨンのブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオーレにイエローカードが提示され、試合は再開された。
その後、ウィリアムズのゴールでエバートンが同点に追いつくも、後半30分にトラオーレが決勝弾を決めてリヨンが勝利。しかし、判定に納得がいかなかったのか、リヨンは試合後に公式ツイッターを更新し、ウィリアムズがトゥザールに対して手を挙げている瞬間の写真とともに、「これがフットボールか?」と訴えかけた。
英紙「デイリー・メール」は、「アシュリー・ウィリアムズは得点を決めるとともに、とんでもない喧嘩を起こした」と特集。「アシュリー・ウィリアムズはアントニー・ロペスに手を挙げても、レッドカードを見なかったのだからラッキーだった」とイエローカードにとどまった判定について触れている。
ファンからも、リヨンの投稿の返信欄には「レフェリーはウィリアムズに甘すぎる。退場させるべきだ」「これはフットボールじゃない」といった非難の声から、「この写真がすべてを物語っているわけじゃない」という静観の構えを見せるものまで、賛否両論の意見が寄せられている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images