ローマFW、会心のランニングボレー弾に絶賛の嵐 「ゴールするために生まれてきた」
ジェコがCLチェルシー戦で後方からのロングフィードにノーステップで左足を一閃
UEFAチャンピオンズリーグで鮮やかなゴールが生まれた。ASローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが、18日のチェルシー戦で会心のランニングボレー弾を炸裂。自身の公式インスタグラムで動画をシェアし、ファンから「FIFAプスカシュ賞もの」「ビーストだ」と称賛の嵐となっている。
スーパーゴールが生まれたのは、1-2とチェルシーに1点のリードを許して迎えた後半19分だった。
ジェコは最終ラインからロングボールが出る瞬間に動き出してチェルシーのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンの隙を突くと、そのままペナルティーエリア内に侵入。しっかりとボールの落下点を見定め、スピードを殺すことなく左足を一閃したシュートは、相手GKティボー・クルトワの頭上をぶち抜いてゴールに突き刺さった。193センチの長身を感じさせない鮮やかな“足技”に、敵地に駆けつけたローマサポーターも酔いしれた。
同点弾の6分後にも一時勝ち越しとなるゴールを決め、2得点の大活躍。後半30分にチェルシーに追いつかれて3-3の引き分けに終わったが、まさにエースと言える活躍にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督はクラブ公式サイトで「ジェコはゴールするために生まれてきた」と最大限の賛辞を送った。
ファンからも動画投稿の返信欄に「アメージングゴール」「FIFAプスカシュ賞もの」「ビーストだ」「コントロール…完璧だ…刮目せよ」「ファンタスティック」と絶賛の嵐となっている。ジェコは今季公式戦10試合で10ゴールと爆発中。昨季セリエA得点王に輝いた31歳のストライカーの勢いは、しばらく止まりそうにない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images