ザルツブルク南野が出場2分後にEL戦アシスト UEFA公式絶賛「称賛に値する粘り強さ」

ELコンヤシュポル戦に後半33分から出場、その2分後にアシストし2-0勝利に貢献

 レッドブル・ザルツブルクのFW南野拓実が現地時間19日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)の第3節・本拠地コンヤシュポル(トルコ)戦の後半33分から途中出場を果たした。出場から2分後には相手GKからボールを奪うプレーでアシストを記録し、UEFA公式サイトでもその働きが称賛されている。

 南野は今年8月に右ひざ内側側副じん帯の部分断裂を起こし戦線離脱。今月14日の敵地LASK戦(3-1)に途中出場して戦線復帰を果たしたばかりだった。この日も1点リードの後半33分からピッチに立った。

 すると、南野は出場からわずか2分でゴールを導いた。前線からの積極的にプレッシングをかけると、相手がGKへバックパスしたところへ猛然とスプリント。GKセルカン・キリンティリがドリブルで前進したところで右側から足を伸ばしてボールをカットすると、フリーのFWムナス・ダブールへ丁寧にラストパスを通して追加点をアシストした。

 UEFA公式サイトの試合速報では「交代出場のミナミノは称賛に値する粘り強さを見せた。まずセルカン・キリンティリへ近づき、タッチが大きくなったところでタックルを仕掛けた」と果敢なプレスでボールを奪い、ゴールを演出したその献身的なプレーが絶賛されている。およそ2カ月間のブランクを感じさせない力強いプレーで健在ぶりをアピールした。

 今季EL初出場だった南野の活躍もあってザルツブルクは2-0で勝利。勝点7に伸ばし、グループI首位に立っている。2位には日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユ(勝点6)が付けている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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