欧州伏兵国がマリオに変身!? ゲーム空間を疾走する動画が話題 「なんて革新的なアプローチだ」
北アイルランド代表が公式ツイッターに投稿、手の込んだ作りに称賛の嵐
ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会出場国は32カ国中23カ国が決まり、残り9つのイスが残されるのみとなった。11月の国際Aマッチウィークで注目が集まるのは常連国も名を連ねる欧州予選プレーオフだが、久々の出場を目指す北アイルランド代表は公式ツイッターで、日本が誇る有名ゲームをネタにした“レベルアップ”動画を投稿し、話題となっている。
北アイルランドはEURO2016にも出場するなど、近年の国際大会でも結果を残しているが、W杯出場は1986年メキシコ大会以来遠ざかっている。今回の予選組分けではドイツと同組になったものの、チェコやノルウェーとの2位争いを制し、プレーオフまでこぎつけた。同国サッカー協会はその戦いぶりを、あるゲームで表現したのだ。
そのゲームとは、世界中で愛されている「スーパーマリオブラザーズ」。主人公のマリオに見立てた同国協会のエンブレムが、スタート地点から猛ダッシュでステージを駆け始めるというシュールなものだが、よくよく見ていくと今予選の北アイルランドの戦いぶりが分かる仕組みとなっている。
初戦スコアレスドローとなったチェコ国旗を「クリボー」のように踏んづけてリズムに乗ると、大勝したサンマリノ、アゼルバイジャンも立て続けに踏んづけていく。圧倒的な戦力差で敗れたドイツはジャンプして逃げる小技を使いつつノルウェーも踏みつけると、途中でアイテムを手に入れてパワーアップし、ファイアーによってアゼルバイジャン、サンマリノ、チェコと3連勝した相手を一蹴。最後に2連敗したドイツとノルウェーは、遥か上を飛び越えてゴールへと突き進む。