モウリーニョ監督、自身の守備的戦術への批判に不満 「犯罪と見なされている」
CL敵地ベンフィカ戦後に主張「我々は正しい守備を見せた」
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は「自陣にバスを置く」と称されることもある自身の守備的戦術を「犯罪と見なされている」と主張している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
モウリーニョ監督は18日のUEFAチャンピオンズリーグの敵地ベンフィカ戦で1-0勝利を飾った。今季13試合で9試合目の無失点試合を母国ポルトガルで果たしたが、試合後には不満を爆発させている。
「たくさん目にすることだが……英語だけじゃなく、ポルトガルのプレスの報道でも見るが、守備を最優先にすることが犯罪のように見なされていると感じることがある。だが、それは事実ではない」
チェルシー時代から堅牢な守備をベースに、前線の個人能力で手堅く勝ち点を積み重ねる現実的なスタイルを誇るが、周囲からの批判にフラストレーションを感じているようだ。
「それこそが我々が試合をコントロールできた理由だ。なぜなら、我々は正しい守備を見せたからだ」
ボールを支配することが、試合のコントロールではない。鉄壁の防御とともに栄冠を手にし続けてきた”スペシャルワン”は、プライドをにじませた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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