“爆買い軍団”撃破の浦和にUAE紙注目 07年ACL王者が「クラブW杯に一歩近づいた」

上海の“個”に浦和の組織力が上回ったと指摘

「浦和は立ち上がりから積極的なゲームを展開し、奪ってからも鋭い攻撃を仕掛けた。そして11分にヘディングシュートでシルバが先制ゴールを奪った」と先制点が大きかったことに触れるとともに、「後半に入って上海はフッキの低弾道シュート、2015年に広州恒大で優勝経験のあるエウケソンらが同点に追いつこうとしたが、彼らの努力は防がれた」と浦和の規律の高さが上回ったことも明記した。

 決勝の相手はサウジアラビアの強豪アル・ヒラル。2007年以来のアジア王者に輝けば、昨年日本で行われたクラブW杯で優勝したレアル・マドリードと対戦するチャンスも出てくる。中国の新興勢力を倒した日本の“赤い悪魔”は、アジアでの存在感を再び高めようとしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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