パチューカ本田、無回転ミドルで同点弾誘発! 強烈な弾道に相手GKキャッチできず

0-1の後半4分に左足を一閃、ブレる弾道で相手ゴールを強襲

 パチューカの日本代表FW本田圭佑が、“代名詞”である無回転ミドルで味方のゴールを導いた。

 現地時間18日の本拠地トルーカ戦でスタメン出場した本田は後半4分、ペナルティーエリアの少し外、やや右サイドでボールを持つと、ノーステップで左足を振り抜いた。ボールは無回転でブレる弾道で相手GKを強襲すると、キャッチすることができずにゴール前にこぼした。そこに攻撃参加していたDFマルティネスが詰め、1点ビハインドを振り出しに戻す同点ゴールとなった。

 近年の日本代表戦や、昨季まで所属していたACミランでは鳴りを潜めていた本田の無回転シュートだが、メキシコの地でその威力を発揮した。ボールの弾道が不安定になりやすいとされる高地に本拠地を構えるパチューカだけに、本田の無回転が炸裂する回数が増えればチームにとっても大きな武器になると言えそうだ。

 試合はその後、後半12分にMFグズマンがゴールを決めてパチューカが一時逆転も、終盤に追いつかれて2-2のドローに終わった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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