清水の“元主将”現役引退に日の丸戦士が惜別メッセージ 「浩太くんのプレー大好きでした!!」

プロ生活15シーズンを過ごした杉山が現役引退を発表

 J1清水エスパルスは18日、MF杉山浩太の今季限りでの現役引退を発表した。

 現在32歳の杉山は地元静岡市の出身で、清水ジュニアユースからの生え抜き選手としてサポーターからの人気も高かった。2003年にトップデビューし、08年から2シーズンは柏レイソルへ期限付き移籍。キャリアを通じて怪我にも苦しんだが、持ち前のリーダーシップを発揮し、特に主力が離脱した近年はキャプテンも務めるなど、J2降格を味わうなど苦境に喘いだチームをピッチ内外で支え続けた。

 引退に際して杉山は、「体が小さかった自分にはプロは厳しいと思われたかもしれないですが、エスパルスはずっと見守ってくれました」と、長い年月を過ごしたクラブに感謝。「15年のプロ生活を送らせていただきましたが、タイトルを獲ることができなかったことは自分としては心残りです」と悔いを残す思いを打ち明けたうえで、「今あらためて思うことは、エスパルスに入って本当に良かったということです。エスパルスでなければ、このようなサッカー人生を送ることはできなかったでしょう。それは自分の誇りですし、これからもエスパルスファミリーの一員として、いつまでも見守っていきたいと思います」と、“クラブ愛”を語っている。

 この一報を受けて、かつての戦友が続々と惜別メッセージを送っている。

 

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