マンU司令塔が中国からの年俸29億円オファー拒否! 「彼はここでの未来を見ている」
去就問題浮上のマタ 契約が2018年6月までのなか「長期契約を求めている」
マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFフアン・マタが、中国リーグから税引き後の年俸29億円というメガオファーを固辞し、チームに残留すると決意したことが分かった。英紙「ザ・サン」が報じている。
左利きの司令塔はユナイテッドとの契約期間が2018年6月までと残り1年を切っており、去就問題が注目されている。そんななか、中国リーグのクラブが税引き後で週給37万5000ポンド(約5550万円)、年俸換算で約29億円というメガオファーを提示してきたと報じられている。
ユナイテッド関係者は「フアンは中国移籍に関して巨額のオファーを受けている。彼らは先月代理人と交渉を持つために(マンチェスターを)訪問していた」と語っているという。同紙によれば現在の週給は17万ポンド(約2500万円)で、2倍以上のメガオファーを受けたことになるが、29歳のスペイン代表MFの心は動かなかったという。
「彼はここでの未来を見ている。残留する決心がついている」「クラブは夏にフリーで出すつもりはない。彼の父親が代理人だが、長期契約を求めている」と関係者は証言しているという。2014年にチェルシーからやって来た司令塔は、これまでに118試合出場28ゴール。献身的なプレースタイルでサポーターからも愛されるレフティーは、チャイナマネーよりも“赤い悪魔”への忠誠心を選んだようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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