ドルトムント主将、CLグループHの“格下”に勝てず落胆 「後半はただただ雑だった」
シュメルツァーが後半の戦いを悔やむ 「チャンスをあまりに多く与えてしまった」
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間17日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節でアポエル(キプロス)と敵地で対戦し、1-1の引き分けに終わった。香川は公式戦2試合ぶりに左インサイドハーフで先発しフル出場。クロスバー直撃のシュートを放つなど見せ場も作ったが、チームは勝利を手にできず。キャプテンのドイツ代表DFマルセル・シュメルツァーは「後半はただただ雑だった」と苦言を呈している。
大勝すら期待された一戦で、ドルトムントは自陣に深く引くアポエルを崩し切ることができなかった。そして、後半17分に悪夢の瞬間が訪れた。GKビュルキがバックパスの処理をミス。相手にパスを献上すると、最終的にはアポエルのFWポテに先制点を許してしまった。
5分後に香川とシュメルツァーが絡んだチャンスからDFソクラティスがヘディングでゴールを決めたが、追加点は奪えず。後半24分のカウンターからの香川のミドルシュートもバーを直撃した。
「我々は当然落胆している。勝利こそ目標だった。前半は問題なかった。だが、後半はただただ雑だった。不要なカウンターのチャンスをあまりに多く与えてしまった。そして、決定機を全く作れなかった。最後に最大のチャンスもあったが、引き分けにできて少しラッキーだった」
衛星放送「スカイ」で、試合後のインタビューに応じたシュメルツァーは後半のチームを一刀両断している。
グループHでいまだ勝ち点1のドルトムントは、レアル・マドリード、トットナムとの勝ち点差が「6」まで開いている。決勝トーナメント進出に向けて早くも窮地に陥ったドルトムントは、CLで勝ち抜くためには一刻も早い修正が必要だ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images