本田、苦境にも強い覚悟示す 「こういう困難に立ち向かうのが本田圭佑」

ミランの「10」を背負い、戦い続ける決意を見せた本田

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が16日のフィオレンティーナ戦で不発に終わった後、「こういう困難に立ち向かうのが本田圭佑」と語り、来季もミランの「10番」として残留する決意を示した。

 敵地アルティメオ・フランキのミックスゾーンで本田は衝撃的な逆転負けにも前を向いていた。

「サッカーはあそこで勝てるか勝てないか。結局試合の流れとしては1-0でリードできた。本当に細かいこと。日々練習を積むことでこういう試合をちょっとずつものにすることで、自信が芽生え始めてくる。今のミランに必要なのは、細かいことを積み重ねることで得る自信だと思う」

 この日、本田は右ウイングでピッチに立ち、4試合ぶりに先発出場。前半12分に強烈なシュートを放ったが、それ以外には大きな見せ場を作れず、後半36分にイタリア代表FWアレッシオ・チェルチと代わってピッチを退いた。チームは後半11分にFWデストロが先制点を奪ったが、本田の交代後に2失点し、逆転負けを喫した。

 10月19日のベローナ戦以来、約5か月間も敵地での勝利から遠ざかっているミラン。本田もその一戦以来、得点から遠ざかっており、出場したリーグ戦で15試合連続ノーゴール、ノーアシストが続いている。

「ミランでこんなはずではなかったという気持ちはあるか? 来季もミランでプレーするのか?」

 こう質問された本田は持論を語り始めた。

 

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