浦和監督、ACL上海上港戦に向け「組織的に攻守を行う」 08年以来の日本勢決勝へ一丸

フッキに対して槙野がほぼマンツーマン対応か

 浦和は初戦で日本代表DF槙野智章を左サイドバックとして起用し、ほぼフッキにマンツーマンでつける形で対応した。第2 戦でも同様の対応は予想されるものの、全体の組織力がなくては勝ち上がることができないという見通しを持つ。

 準々決勝で川崎フロンターレとの日本勢対決を制したことで、Jリーグ勢としては最後のチームになった。堀監督は「日本の代表として責任を持って戦いたい。相手は非常に良いチームだが、今までの戦いで自分たちの力を証明してきた。明日はホームの埼玉スタジアムに来てくれる多くのサポーター、クラブに関わるすべての人たちに、勝利することによって喜びを与えてゲームを終えたい」と意気込みを新たにした。

 浦和にとって2007年の優勝時以来、日本勢としては08年のガンバ大阪以来となるACL決勝進出を目指す。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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