エース3発でインテルがミランを3-2撃破! 長友もフル出場で“ミラノダービー”勝利に貢献

注目のダービーマッチは激しい点の取り合い イカルディのハットトリックで競り勝つ

 インテルとACミランによるイタリア伝統の“ミラノダービー”は、激しい点の取り合いを制したインテルがエースFWマウロ・イカルディのハットトリックにより3-2で勝利した。インテルの日本代表DF長友佑都はスタメンフル出場し、チームの勝利に貢献した。

 ともに中盤での激しい潰し合いでスタートしたゲームで、最初にチャンスをものにしたのはインテルだった。前半28分、右サイドのハーフライン付近でボールを奪ったインテルは縦につなぐと、MFアントニオ・カンドレーバが浅い位置から低いアーリークロスをゴール前に供給。ピンポイントのボールにイカルディが上手く合わせてファーサイドに流し込み、インテルが先制点を奪ってハーフタイムに突入した。

 ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ハーフタイムにMFフランク・ケシエに代えてFWパトリック・クロトーネを投入。すると、前半とは見違えたようにミランは猛攻を仕掛けた。少し引いた位置で自由にボールを触るようになったMFスソが小気味良いリズムで攻撃に関与すると、後半11分に右サイドを駆け上がる選手にインテルの選手の注意が引かれた一瞬を生かした。得意の左足側に少しボールを持ち出すと、約20メートルのコントロールされたミドルシュートを流し込み、ミランが1-1の同点に追いついた。

 後半に入って全く攻撃に出られなかったインテルは同点ゴールから7分後、MFイバン・ペリシッチが左サイド深くに切り込むと、中央に返したボールをイカルディがジャンプしながら右足アウトサイドで合わせる難しいシュートを決めて2-1と再び勝ち越しに成功した。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング