清水DF、軽率な乱暴行為で一発退場も… 同僚助っ人は物申す「演技には我慢ならない」
激昂した松原が左腕を振り上げ一発レッド デュークは一連の退場劇についてつぶやく
J1清水エスパルスは14日のリーグ第29節、本拠地でジュビロ磐田との「静岡ダービー」に臨み0-3と敗戦。前半アディショナルタイムにDF松原后が磐田DF高橋祥平を、左腕を使って倒してしまい、一発退場となったことが試合の流れを大きく変えたが、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークは自身のツイッターで「演技には我慢ならない」と、退場劇について物申している。
問題のシーンが起こったのは、清水が1点ビハインドで迎えた前半アディショナルタイムだった。
左サイドのセンターライン付近で松原と高橋はボールを巡り、球際で激しいバトルを展開。松原の前にボールが転がり、そのままサイドライン際を駆け上がろうとした瞬間、高橋のスライディングタックルが松原の足下を襲った。高橋の足は、ボールではなく松原の足にかかる形となり両者はエキサイト。お互いに睨み合うと、松原は左腕を振り上げて高橋を倒してしまう。これが「乱暴な行為」と見なされた松原は一発退場、高橋にはイエローカードが提示され、数的劣勢となった清水は後半、苦しい戦いを強いられることになった。
この一連のシーンに疑問を呈したのがデュークだ。試合後に自身の公式ツイッターを更新し、「演技には我慢ならない。一人少ない状態で後半を戦わなければならなかった」と、ふくれ顔の絵文字とともに投稿した。“演技”とは、磐田の高橋について言及しているものと思われる。