驚異の勝率75%を誇るジダン監督 「私の心はレアルの一部にある」と忠義示す

就任100試合目を迎えるカリスマ監督 バルサの指揮を執る可能性を問われて…

 レアル・マドリードを指揮するジネディーヌ・ジダン監督の心は白く染まっている。レアルの監督として100試合の節目を迎える14日のヘタフェ戦前日会見で、ライバルのバルセロナを指揮する可能性について質問を受けたフランス人指揮官は、きっぱりと「ノー」を突きつけた。スペイン紙「AS」が報じている。

 2016年1月に、当時レアルの下部組織を指導していたジダン監督は、解任されたラファエル・ベニテス前監督の後任としてトップチームの指揮官に就任。選手の人心掌握に長けるカリスマは、UEFAチャンピオンズリーグ連覇を果たすなど絶大な手腕を発揮。これまで99試合を指揮し、74勝17分8敗、勝率は約75%という驚異の実績を残している。

 節目の100試合を前に、会見ではレアルの宿敵バルセロナの指揮を執る可能性について問われたが、現役時代にもレアルでプレーしたジダン監督はクラブへの忠義を明確に示した。

「私の心はレアル・マドリードの一部にある。それは選手の時から一貫している。レアルの後に他のどこかでプレーするかを聞かれた時も、私は“ノー”と言ったよ」

 就任2年目ながら、すでに一流監督の一人との評価を受け、名将の風格を漂わせているジダン監督。求めるものはレアルでの成功だけのようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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