W杯予選敗退のアメリカ代表 新監督にザッケローニ浮上と伊メディア報道
本大会出場を逃しアリーナ監督辞任 元日本代表監督の名前が後任の噂に上がる
アメリカ代表は2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた北中米カリブ海予選で、最終節のトリニダード・トバゴ戦に敗れてまさかの予選敗退を喫し、ブルース・アリーナ監督が辞意を表明した。その後任に、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
アリーナ監督は「言い訳はない。仕事をやり遂げることができず、私に責任がある」としてチームを離れることを表明。予選中にユルゲン・クリンスマン監督の後を継ぎ、二度目の指揮となったが、チームをW杯に導くことはできなかった。
そして後任として浮上したのが、日本代表監督として2014年ブラジルW杯を戦ったザッケローニ氏だという。現在はイタリア国営放送「RAI」のコメンテーターを務めるザック氏だが、現場復帰に意欲的であることが現地メディアではたびたび報じられてきた。
欧州、特にイタリアでは、どこかのクラブで監督解任の報道が出るたびに後任候補として名前が挙がるザック氏だが、今季はチームがなくフリーの状態。アメリカ代表監督への就任にも支障がない状態になっている。
果たしてザック氏は、サッカー大国への道を歩もうとしながらロシアW杯予選で屈辱を味わったアメリカの立て直しに向けて、その手腕を発揮することになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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