U-17W杯、日本のGL突破は決定的 2位通過なら16強でイングランドかイラクと対戦

B組とC組3位の敗退が決まり3位転落でも16強進出 ニューカレドニアに「8点差以上の敗戦」を喫しないことが条件

 インドで開催中のU-17ワールドカップに参加している若き日本代表の決勝トーナメント進出が決定的になった。13日に行われたD組までの結果を受け、日本は第3戦のニューカレドニア戦で得失点差「15」を逆転される敗戦を喫しない限り、上位16チームに入りグループリーグ突破となる。

 今大会は全24チームを4チームずつ6つのグループに分けてリーグ戦を実施。2位以上の12チームと、3位チームの中で成績上位4チームが決勝トーナメントに進出する。そして13日にC組が3試合を終えた時点で、B組3位ニュージーランドと、C組3位ギニアが勝ち点「1」でグループリーグを終えたため、すでに初戦の勝利で勝ち点「3」を得ているE組の日本は、グループ3位になったとしても確実に3位の中で上位4チームに入ることが決まった。

 なお、F組は最終戦で3位メキシコと4位チリの直接対決となり、どちらか一方が勝ち点「2」以上となるため、勝ち点「1」のB組3位ニュージーランドとC組3位ギニアの敗退も決定している。

 

 これにより、日本がグループリーグで敗退する条件はグループ4位に転落する場合のみ。日本のいるE組はフランスが勝ち点「6」、日本とホンジュラスが同「3」、ニューカレドニアが同「0」となっている。日本は最終戦でニューカレドニアと対戦するが、現時点で日本の得失点差が「+4」、ニューカレドニアは同「-11」のため、8点差以上の敗戦を喫しない限り順位の逆転は起こらない。このため、日本は決勝トーナメント進出を決定的なものにしたと言えるだろう。

 

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