2得点のベイルが両耳ふさぐ“怒り”のパフォーマンス

アンチェロッティ監督も称賛「ものすごくモチベーションが高まっていた」

 前半40分にも左足で追加点を決めたベイルはレバンテ戦までの9試合無得点という不振などでサポーターのブーイングの対象となっていた。さらに地元メディアは、ベイルが決定機でよりチャンスの多い味方選手にパスを出さず、守備面での貢献も低いことからチームメートの反感を買っているなどと報じられていた。

 地元紙マルカによると、カルロ・アンチェロッティ監督は「他の選手同様に今日、ベイルはものすごくモチベーションが高まっていた」と奮起を称えている。

 2013年に1億ユーロとも推定される史上最高額の移籍金でトットナムからやってきた男は今季終了後のマンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性も報じられているが、この日はブーイングを封じ込めるような2得点で、公式戦2敗1分けと苦境に直面していた白い巨人を救う活躍を見せた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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