プレミア首位を独走するチェルシーは、今夏の移籍市場でウクライナの強豪シャフタール・ドネツクのブラジル代表MFダグラス・コスタを1800万ポンド(32億円)の移籍金で獲得することで合意したもようだと、英地元紙「サンデー・サン」が報じている。 シャフタールでリーグ5連覇に貢献したアタッカーは、すでにチェルシー移籍を熱望していた。1月の移籍市場でも実現の可能性があったが、最終的にはフィオレンティーナからコロンビア代表MFフアン・クアドラードが加入していた。 ダグラス・コスタは英サッカー誌の取材で「私は チェルシー移籍に興味を持っている。友人のウィランがクラブについて話してくれているからではない。ジョゼ・モウリーニョ監督のような人間の側で全てを成し遂げたいと思っている」とも語り、ポルトガル人指揮官の下でサッカーをすることを熱望していた。 モナコと、ACミランも獲得交渉に乗り出したが、移籍金の問題で実現しなかったという。セレソンの新鋭の新天地はスタンフォード・ブリッジが最有力となっている。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images