“森保ジャパン”誕生! J1優勝3度の名将が五輪監督就任「世界に日本の名を轟かせたい」

「目指すところは当然、メダル獲得」

 JFAを通じて発表された森保氏のコメントは以下の通り。

「このたび、東京2020オリンピックに出場する代表チームの監督に選出されましたことを大変光栄に思います。2020年は地元開催ということから、重責を感じるとともに身の引き締まる思いでおります。

 監督としてタスクは大きく二つあります。一つはもちろん成績です。日本サッカーが長足の進歩を遂げた今、オリンピックもワールドカップも出場することが目標の大会でなく、そこでトップに食い込むことが使命になっています。ですから、目指すところは当然、メダル獲得です。『日本サッカーの父』と言われたクラマーさんの教えの通り、『大和魂』を胸に最高峰の舞台に臨み、世界に『日本サッカー』の名を轟かせたいと考えています。また、歴代監督と同様、この2020東京を経て、2022年のワールドカップカタール大会に多くの代表選手を送り込むことも重要な任務だと考えています。

 JFA、47 都道府県サッカー協会をはじめ、多くの選手を育ててきた全国の指導者の皆さん、チーム関係者の皆さんのご努力に報いるため、また、ファン・サポーター、ご支援いただいている企業・団体など全ての皆さんの応援に応えるために、全身全霊をかけて戦いに挑みたいと考えております。これからも熱い応援をよろしくお願いします」

【五輪過去5大会の代表監督】

2000年・シドニー:フィリップ・トルシエ

2004年・アテネ:山本昌邦

2008年・北京:反町康治

2012年・ロンドン:関塚隆

2016年・リオデジャネイロ:手倉森誠

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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