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“森保ジャパン”の歩む道は? 教え子がチーム作りの特徴を証言「間違いなく原点は守備」
情熱と最後まで戦う姿勢も注入していくはず
広島時代にも、ペトロヴィッチ監督の攻撃的なサッカーをシステム上は受け継いだが、「守備の整備」における手腕は際立った。“点は取れるが守れない”というチームを、堅守が代名詞と言われるほどのチームに仕上げた点からも、五輪世代のチームでも守備をベースにしたサッカーを展開することになるだろう。そして、森脇も証言しているように、サッカーへの情熱と最後まで戦う姿勢を東京五輪世代に注入していくことになるはずだ。
今年5月のU-20ワールドカップ(W杯)に出場したFW堂安律(フローニンゲン)、現在U-17W杯に出場しているFW久保建英やMF平川怜(ともにFC東京U-18)らを中心とした世代で臨む地元開催の五輪に向け、“森保ジャパン”は守備を原点にしたチームとして立ち上がっていくことになりそうだ。
【了】
轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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