「自信過剰か傲慢か」と米代表OBが批判 W杯予選敗退は「根底を揺るがしかねない」
「強くなってカムバックできる」との期待も
アメリカは長年チームを牽引してきたMFクリント・デンプシー(シアトル・サウンダーズFC)やFWジョジー・アルティドール(トロントFC)、若手有望株筆頭のMFクリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)といったタレントを抱えながら、チームとしての完成度はライバルに見劣りしていた。W杯出場経験のなかったパナマに3位の座を譲り、5位だったホンジュラスにも逆転され、W杯連続出場は7大会でストップした。
ララス氏は「アメリカのサッカーコミュニティーの根底を揺るがす事態になりかねない。ピッチの中と外両面に悪影響となるだろう」と、W杯出場を逃した代償は大きくなると主張した。
屈辱にまみれたアメリカは、ゼロからの再スタートとなる。ララス氏も「罰を受け、学び、再び挑戦することで強くなってカムバックすることができる」と、代表チームの再興に期待を寄せている。世界の超大国は、この衝撃から立ち直ることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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