「自信過剰か傲慢か」と米代表OBが批判 W杯予選敗退は「根底を揺るがしかねない」

元アメリカ代表のララス氏が“驕り”を指摘 「彼らは我々を失望させた」

 7大会連続でワールドカップ(W杯)に出場していたアメリカは、現地時間10日に行われたロシアW杯北中米カリブ海予選の最終節で、最下位トリニダード・トバゴに敵地で1-2と敗戦。予選5位に転落し、1986年大会以来となる衝撃の予選敗退となった。代表OBはこれを「失望」と批判し、「アメリカサッカーの根底を揺るがしかねない」と警鐘を鳴らしている。英公共放送「BBC」が報じた。

「彼らは、彼ら自身のことも失望させたし、我々のことも失望させた。これから長い間、このことについて考えていかなければいけない」

 こう語ったのは、1990年代にアメリカ代表で活躍し、通算96試合9得点という記録を残したアレクシー・ララス氏。同氏は「悪影響を及ぼす」として、母国のW杯敗退の損失は大きいと指摘。今予選では代表チームに驕りがあったのでは、とも語っている。

「自信過剰か、傲慢か。いずれにせよ、十分にチームとしてプレーすることができていなかった。活気は見せたが、調子にムラがありすぎたし、調子を維持することもできなかった」

 

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