地元紙がケルン戦の香川のプレーを酷評 最低点が並ぶ

「もっと早くピッチを去るべきだった」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は14日、ケルン戦で先発出場したが不発に終わった。後半16分に交代となり、香川は地元メディアからチーム最低点という低評価を受けた。試合は0-0のドローとなった。
 地元紙「デア・バステン」は、香川と、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンにチーム最低の4.5点をつけた。寸評でも「中央のスペースをケルンにほとんど与えられなかったので、中盤でサイドにボールを戻すプレーが散見された。日本人は印象を残すことができないまま、1試合で交代となった」と厳しい評価を受けている。
 最高点はGKローマン・ヴァイデン フェラー、DFマルセル・シュメルツァー、MFオリバー・キルヒの2.5点だった。
 地元紙「ルール・ナハリヒテン」も香川に4.5点。こちらも、FWピエール・エメリク•オーバメヤンと並ぶチーム最低点だった。寸評では「先週ハンブルクで非力なパフォーマンスだったが、先発に入った。驚きのプレーを目指したが、効果はなかった。1時間で交代となったが、もっと早くピッチを去るべきだった」と厳しい視線を浴びている。最高点は、ヴァイデンフェラーの2点だった。
 2試合連続無得点と沈黙が続く中、香川の不調は大きな懸案事項となっている。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が再生を誓ったプレーメーカーは、終盤戦に息切れを起こしている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェ ブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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