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2戦7失点の韓国代表に地元メディア辛辣 「2軍に敗戦」「個人技と組織力で完敗」
「この程度でパフォーマンスが落ちるのは…」
さらに同紙は「“ヒディンク(代表監督就任)問題”が呼び込んだファンの非難の下、欧州遠征2試合に挑んだ韓国は、最悪な雰囲気の中で、最悪の内容と結果だけを残した」と指摘。成果よりも失ったものの方が大きかったと辛辣だ。
総合ニュースサイト「news1」も、「個人技と組織力において完敗だった。これまでアジアのチームと戦い、見えてこなかったものが分かっただろう。韓国サッカーはまだまだ足りない部分が多い。世界との差は大きい」と完敗を認めている。
ただ、選手の立場になると難しい面もある。7日のロシア戦を終えて、モスクワからスイスへ移動し、3日後にはモロッコとの試合が控えていた。選手のコンディションを考えると多少の疲労があったことは予想がつく。だが、これほど試合内容が悪くなることは、シン・テヨン監督も予想していなかったという。
試合終了後、指揮官は「選手たちは今日の試合結果をきっかけに、反省もしなければならないし、何が課題なのかも分かったと思う。この程度で体が重くなったり、パフォーマンスが落ちるのは話にもならない」と強調していた。
欧州での2連戦はあらゆる課題を露呈した遠征になったが、早い段階で課題が見つかったのは好材料にすべきだろう。全ての面での立て直しが求められている。
【了】
金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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