アメリカ痛恨の敗戦で8大会ぶり予選敗退 パナマがW杯初出場、ホンジュラスが豪州とPOで激突へ

敵地で最下位トリニダード・トバゴに1-2と不覚 1986年大会以来の予選敗退

 ロシア・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の最終節が現地時間10日に行われた。すでに出場を決めていたメキシコとコスタリカに続き、パナマが逆転で3位入りし初のW杯出場権を獲得。そしてホンジュラスが4位でオーストラリアとの大陸間プレーオフへ進出。痛恨の黒星を喫したアメリカは5位で1986年大会以来の予選敗退となった。

 前節終了時点でメキシコが首位。コスタリカの2位、そしてトリニダード・トバゴの敗退が確定しているなかで最終節がスタートした。

 勝てば自力で3位通過を決められるアメリカだったが、敵地で最下位のトリニダード・トバゴを相手に前半だけでオウンゴールを含む2失点。後半2分にドルトムントMFクリスティアン・プリシッチのゴールで1点を返すも1-2で敗れ、勝点12のまま足踏みとなった。

 これにより、勝点10で並ぶ4位パナマと5位ホンジュラスは本戦ストレートインに向けて大きな可能性が残されていた。W杯初出場を狙うパナマはコスタリカと1-1のまま試合終盤を迎えると、後半43分にDFロマン・トーレスが決勝ゴールを挙げて劇的な勝利を飾った。5位ホンジュラスも首位メキシコに3-2で逆転勝利を手にし、揃って勝点を13に伸ばした。

 

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