「香川が日本を破産から救った」 独メディアがハイチ戦の敗戦危機を驚きとともに報道

後半ATの同点ゴールで3-3 「日本はハイチ相手に驚きの敗北に瀕していた」

 日本代表は10日の国際親善試合ハイチ戦で、2点を先行しながら守備陣の崩れによって2-3と逆転される事態となったが、後半アディショナルタイムにMF香川真司(ドルトムント)が劇的な同点ゴールを決め、3-3のドローに持ち込んだ。ドイツテレビ局「シュポルト1」は、「シンジ・カガワが日本を破産から救った」と報じている。

 倉田と杉本のゴールで手にしたリードを、ハリルジャパンはあっさりと吐き出した。最終ラインが崩れ、ハイチに3ゴールを許した。北中米カリブ海の小国に、テストマッチとはいえ本拠地で敗れる屈辱を阻止したのは、後半14分からピッチに立った香川だった。

 後半アディショナルタイム、ハンブルガーSVのDF酒井高徳が左足でシュート。ゴール前に倒れていた香川が右足でコースを変えて同点弾を流し込んだ。

 特集では「日本はハイチ相手に驚きの敗北に瀕していた。だが、インジュリータイムにドルトムントのMFシンジ・カガワが打破した」とレポート。その働きぶりは「破産から救った」「日本の敗北をカガワが防いだ」と、チームを敗退危機から救ったとドイツメディアは報じていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング