1トップ争いの大迫と杉本が課題を指摘 「ボールが入らなかった」「もっと動き出しを」
代表初得点の杉本は「監督からも…」
実際、試合後のデータを見ると大迫はシュートを打てずに終わっている。
では、大迫と交代した杉本はどうか。前半17分の得点シーン以外にもシュート3本を放った。とはいえ「(ゴールを)もっと取れたと思うし、悔しいですね」と話した杉本が課題と挙げたのは、ボールを受け取る前の動作だった。
「動き出しといった部分は求められていると思うので。でも足元でもらう分、裏に抜ける動きは監督からも言われたし、この判断を良くして、もっと動き出しを磨きたいと思います」
最前線の候補者は、二人以外にも多い。今回の10月シリーズではサイドで起用された武藤嘉紀(マインツ)、今回は未招集だった岡崎慎司(レスター・シティ)、そして最終予選の敵地オーストラリア戦で“ゼロトップ”起用された本田圭佑(パチューカ)も、所属クラブでCFを務めたこともある。熾烈な競争が続くなか、大迫や杉本は今後どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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