“主将”長友がハイチ戦3-3ドローに反省しきり 「厳しい試合」「最後の精度が足りない」

好クロスで倉田の先制点アシストも、チームは3失点を喫し課題を露呈

 日本代表は10日に国際親善試合でハイチ代表と対戦し、3-3の引き分けに終わった。一時2-0のリードを奪いながらも逆転を許すなど不安定な戦いぶりで、スタメンでキャプテンを務めたDF長友佑都(インテル)は「最後の精度が足りない」と課題を指摘。「なかなか厳しい試合」と振り返った。

 日本は前半7分に長友のクロスからMF倉田秋(ガンバ大阪)のヘディングシュートで先制。同17分には初先発のFW杉本健勇(セレッソ大阪)の代表初ゴールでリードを広げた。

 しかし、2点を追いつかれた後半33分にはFWナゾンにスーパーゴールを決められて勝ち越しを許す展開となった。後半アディショナルタイムにDF酒井高徳(ハンブルガーSV)のシュートを、ゴール前で倒れていたMF香川真司(ドルトムント)が右足でコースを変えてなんとか同点に持ち込む結果となった。

 試合後、長友は「なかなか厳しい試合。最終的に引き分けに持ち込めて……良かったとは言えないですけど。勝ちたかったのが正直なところ」と淡々と振り返った。ワールドカップ本大会に向けては「まだまだ最後の精度の部分が足りない。僕も含めて課題が多く残る試合」と反省しきりだった。

 倉田、杉本ら新戦力が結果を残したとはいえ、ハリルジャパンとしては素直に喜ぶことのできない一戦となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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