元ブラジル代表MFカカ 現役続行に弱気…近づく引退の時「回復力がなくなっている」

35歳となったカカ、コンディションに不安を抱えていることを明かす

 2007年にバロンドールを獲得した名手である元ブラジル代表MFカカは、現在アメリカMLS(メジャーリーグサッカー)オーランド・シティでプレーしているが、現役続行に対して弱気な言葉を残している。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」のインタビューで語った。

 カカはブラジル名門サンパウロからACミランに加入して欧州でのキャリアをスタート。07年のUEFAチャンピオンズリーグ制覇やクラブワールドカップ制覇の原動力となり、バロンドールも獲得するなど、世界最高の選手としての名声を得た。その後、09年にレアル・マドリードに移籍してからは負傷もあり本来の力は見せられず、13年から1シーズン古巣ミランでプレーするも退団。サンパウロへの半年間の期限付き移籍を経てオーランドへ移籍していた。

 そのカカは現在35歳となり、その年齢から試合を終えた後の自身のコンディションに常に不安を抱え続けていることを明かしている。

「現役続行について? 正直なところ、今の僕にとってサッカーをプレーすることは喜びばかりではないんだ。1試合が終わるたびに、体に痛みを感じているし、35歳になった自分の体は回復力がなくなっていると感じるよ」

 

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