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W杯欧州予選、“悲運”の2位チームはどこに? 最終戦で番狂わせが起きれば…
プレーオフに進めない“2位の最下位”は現時点でF組のスロバキア
ワールドカップ欧州予選は、現地時間10日に行われるA組、B組、H組のゲームを残すのみとなったが、グループ2位となってもプレーオフに進めない“悲運”が訪れる対象チームは2カ国に絞られた。
欧州予選は9組に分かれた各グループの首位チームが本大会出場権を獲得し、2位の9カ国のうち上位8カ国がプレーオフに進出する。当初52カ国の参加が予定され、9組に分かれたグループ内のチーム数の違いにより複雑なレギュレーションが予定されていたが、コソボとジブラルタルのFIFA加盟が認められたため参加国が54カ国に増加。各グループの数が6カ国で統一されたため、単純な勝ち点と得失点差により順位が決まることになった。
9日の試合を終えた時点で、各組2位の中で最低勝ち点はイングランドが首位通過を決めているF組のスロバキアで、勝ち点「18」の得失点差「+10」になっている。この組はスコットランド、スロベニアを合わせた3カ国で2位の座を争う大混戦グループとなったため、全体の勝ち点が伸びなかった。
10日に最終戦を戦うグループの現時点での2位チームは、A組はスウェーデンが勝ち点「19」、B組はポルトガルが同「24」を稼いでいるため、順位の逆転が起こっても2位チームがスロバキアを下回ることがない。その命運は、ギリシャとボスニア・ヘルツェゴビナが2位の座を争うH組のゲームに託されることになった。
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