ロシアW杯17カ国の出場決定 アイスランドが悲願の初出場、EURO4強ウェールズは無念の敗退

D組の三つ巴の争いはセルビアが制し、2大会ぶりの本大会出場

 ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選が現地時間9日にグループD、G、Iの最終節9試合が各地で行われた。この結果、グループDではセルビアが2大会ぶり12回目、グループIではアイスランド初の本大会出場を決めた。欧州選手権ベスト4のウェールズは予選敗退となった。

 3カ国による争いとなっていたグループDはセルビアがホームでの最終戦に1-0で勝利し、自力で首位の座を確保。旧ユーゴスラビア時代を含めて2大会ぶり12回目の出場を決めた。2位を争うアイルランドとウェールズの直接対決はMFジェームズ・マクレーンが決勝点を挙げたアイルランドが1-0で勝利を収め、2位でプレーオフに回ることになった。主力のFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)を負傷で欠いたウェールズは無念の予選敗退となり、1958年大会以来60年ぶりの本大会出場は叶わなかった。

 グループGはすでにスペインの首位、イタリアの2位が確定していたなかで最終節を迎えた。スペインとイタリアはそれぞれイスラエルとアルバニアに1-0で勝利。マケドニアは最下位リヒテンシュタインに4-0と圧勝した。

 

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