GK東口順昭が定位置奪取を誓う 川島に「負けていないとアピールしたい」部分とは?

ハイチ戦で出場が見込まれる東口 「今までの悔しさをぶつけたい」

 日本代表GK東口順昭(ガンバ大阪)は、10日の国際親善試合ハイチ戦でチャンスを与えられることが濃厚ななか、正GK川島永嗣(メス)の存在を念頭に「シュートストップやクロスの処理、高さ対応では負けていないとアピールしたい」と意気込んでいる。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は6日のニュージーランド戦と合わせた2試合へのメンバー発表会見の時点で、東口の出場機会について言及していた。

「この合宿では、あまり出ていなかった選手に機会を与えたい。例えば東口をゴールマウスに立たせることもあるかもしれない。何か起こった時に東口が今後プレーすることがあれば、それにも経験が必要だと思うので、そういった機会だ。ピッチに立たせることで、プレッシャーの中でどういうプレーができるか。メンタル的なこともよく分かる」

 ニュージーランド戦に川島が起用されたことから、このハイチ戦で東口が起用される可能性は高い。それだけに「数少ないチャンスで自分をどれだけアピールできるか。チームのためだけでなく、自分の良さをアピールしたい」と話している。

 東口は、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の前半でGK西川周作(浦和レッズ)、後半で川島の二番手という立場にあった。西川が浦和でパフォーマンスを落としていると判断されたタイミングで、川島がヨーロッパでの出場機会をつかみ始めたこともあり、正GKだけが入れ替わるという状況になり、東口にチャンスが回らなかった。だからこそ「今までの悔しさをぶつけたい」と強い思いを秘めている。

 

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