ハリルホジッチ日本代表新監督がJリーグ初視察 「何人かの良い選手がいた」

もっともっと高いレベルのプレーができる

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ新監督は14日、J1リーグ第2節FC東京対横浜Fマリノスの視察に味の素スタジアムを訪れた。監督就任後初の視察試合は、スコアレスドローで終わった。
 初の視察を終えたハリルホジッチ監督は試合後、囲み取材に応じると、収穫を口にした。
「今日の試合を見た中では、何人かの選手が面白いということは確認できた」
 FC東京にはFW武藤嘉紀、DF森重真人、太田宏介らアジアカップに出場した日本代表が在籍している。
 ハリルホジッチ監督は目に止まった選手の名前こそ明らかにしなかったが、 今後に期待を込めて成長を求めた。
「誰がというのは言えないが、何人かの選手は良いプレーをしていたし、何人かの選手はもっと良いプレーができると感じた。彼らはクオリティーが高い。もう少し意欲と、力強さを示してくれれば、もっともっと高いプレーができる」
 ハリルホジッチ監督の初采配は、27日のキリンチャレンジカップ2015のチュニジア戦。その4日後にはJALチャレンジカップ2015のウズベキスタン戦が控える。
「私のアシスタントコーチたちは他の試合を見に行っている。2人のスタッフと協力して、Jリーグの試合を全部見た上で見極めていこうと思っている」
 12日にFIFAランキングが発表され、日本は53位と、アジア最高位の42位イランから大きく差をつけられている。
 アジアNo.1への返り咲き、ロシアワールドカップへの出場、そして躍進に向け、ハリルホジッチ監督の手腕に注目が集まる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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