28年ぶりW杯出場決定のエジプト エースの劇的決勝PKに歓喜の嵐「神の恵み」

アフリカ予選コンゴ戦の後半アディショナルタイム、サラーが勝ち越し点をゲット

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アフリカ予選が現地時間8日に開催。グループEではエジプトが本拠地でコンゴを2-1で下して首位を確定させ、1990年大会以来28年ぶりの本大会出場を決めた。2得点でチームの勝利を導いたFWモハメド・サラー(リバプール)の活躍には、夢の舞台を待ちわびていたエジプトのサポーターから歓喜の声が相次いでいる。

 7大会ぶりとなるW杯出場がかかった一戦は劇的な展開だった。サラーのゴールで後半18分に先制したエジプトだが、同43分に失点して土壇場で追いつかれていた。引き分けの場合は最終節までもつれる状況だったが、後半アディショナルタイムにPKを獲得。このチャンスで会場の期待を一身に背負ったサラーがシュートをゴール右隅に沈めて、エジプトに勝利をもたらした。

 決勝ゴールが決まった瞬間、スタジアムが大歓声に包まれただけでなく、テレビ中継の実況も雄叫びを上げた。興奮したサポーターはピッチ上になだれ込み、選手とともに喜びを爆発させた。

 SNS上でもサポーターは感情を爆発させている

 

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