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名将ハインケス招聘のバイエルン、次なる“ウルトラC”画策 ドイツ代表監督を引き抜きか
72歳のハインケス監督は今季終了までの契約 来季以降の指揮を執るのは…
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは、解任したカルロ・アンチェロッティ前監督の後任として72歳のユップ・ハインケス監督を招聘した。今季終了時までの契約のため、来季以降の監督選びには再び注目が集まるが、ドイツメディアでは母国を世界一に導いたヨアヒム・レーブ代表監督就任の噂が報じられている。
レーブ監督はドイツサッカー連盟と2020年まで契約を結んでいる。しかし、衛星放送「ユーロスポーツ」などの報道によれば、来夏のロシア・ワールドカップ後に代表監督を退任し、バイエルンの新監督に就任する可能性が報じられている。
これに対し、ドイツ代表のチームマネージャーを務めるオリバー・ビアホフ氏は、ドイツ放送局「ARD」に対して「バイエルンが動くとしても、私はその前に立ちはだかる」と徹底抗戦の構えを示している。
その上で、同氏は「サッカーの世界ではあらゆることが起こり得る。何一つ例外とすることはできない。彼なら世界中のどこへ行っても指揮を執ることができるだろう。そのクオリティーに疑いの余地はない。そうした関心があることも分かっている」とレーブ監督に触手を伸ばすチームが現れる可能性についても言及している。
現役を退いていたハインケス監督の復帰という“ウルトラC”を実現させたバイエルン。問題はハインケス後の監督人事だが、そこでは世界一の称号を手にしたレーブ監督の引き抜きという大きなミッションを実現させようとしている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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