中村がハット、久保も1得点! U-17W杯ホンジュラス戦、日本の4-1リードで後半へ
久保のアシストから中村が合わせ先制 日本が前半だけで4ゴールと攻撃力発揮
インドで開幕したU-17ワールドカップ(W杯)グループリーグ、U-17日本代表にとって初戦となるホンジュラス戦が現地時間8日に行われ、FW久保建英(FC東京U-18)の“W杯初ゴール”、FW中村敬斗(三菱養和SCユース)が前半のみでハットトリックを達成するなど、4-1で折り返した。
森山佳朗監督は昨年のAFC U-16選手権で今大会の出場権を得たメンバーを中心に構成。GK谷晃生(G大阪ユース)、MF福岡慎平(京都U-18)、MF平川怜(FC東京U-18)、久保、中村らを先発に送り出した。
試合は日本がボールを支配する展開となるなか、前半5分には最終ラインのロングボールからMF上月壮一郎(京都U-18)が抜け出るなど、チャンスを予感させる展開が続いた。
すると22分のことだった。久保の突破で得た右CKで久保自らがキッカーを務めると、鋭く曲がり落ちたボールを走り込んだFW中村が頭でしっかりと合わせてゴールネットを揺さぶった。
勢いに乗った中村は同30分にも見せる。右サイドの久保からのボールを受けるとペナルティーエリアに侵入。相手マーカーに当たり負けするどころか吹っ飛ばしてゴール前に入り込み、至近距離からこの日2点目を叩き込んだ。しかし同36分、ホンジュラスの右CKに対して日本守備陣がボールを触れず、相手FWパラシオスに押し込まれる。
しかし終了間際、再び日本の攻撃が炸裂する。43分にMF上月壮一郎(京都U-18)のスルーパスから中村がシュートを決めて3-1。そしてアディショナルタイムには久保が得意の左足で今大会初得点をゲットした。攻撃力が爆発した日本は、最高の形で前半を折り返した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi