ミランが来季、エンポリのサッリ監督を招聘か クラブ幹部が戦術を高評価
ガリアーニCEO、エンポリを「リーグで最も組織されたチーム」
ACミランが来季、エンポリのマウリツィオ・サッリ監督の招聘に動く可能性が浮上している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
フィリッポ・インザーギ監督が成績不振による退任危機に直面する中、ガゼッタ紙はアドリアーノ・ガリアーニCEOが15日にエンポリのファブリツィオ・コルシ会長と会談を持つと伝えている。現在、ミランからエンポリに期限付き移籍中のサポナーラらの去就についての話がメインとなるとされているが、コルシ会長にサッリ監督の契約に関する情報を収集する狙いもあるという。
エンポリはミランより順位の低い13位だが、サッリ監督は戦力が劣る状況でもポゼッションを生かしたサッカーを披露。ガリアーニ氏はその手腕を高く評価し、「リーグで最も組織されたチーム。イタリアで一番いいサッカーをしている」と話しているという。年俸も高額ではなく、ロシア強豪のルビン・カザンも招聘に乗り出しているようだ。
昨年1月にマッシミリアーノ・アッレグリ元監督を更迭後は、クラレンス・セードルフ前監督、インザーギ監督とクラブレジェンドの就任が続いているが、大穴のサッリ監督が後継者候補に急浮上してきた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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