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ヒディンク体制復活を諦めない!? 韓国で燻る待望論、ロシア戦4失点で「組織力崩壊」
ヒディンク氏は非公式での協力を約束も…
「特にセットプレーでの守備は落第点だ。前半44分と後半10分の失点はCKからだった。最初の失点ではスモロフに簡単にヘディングゴールを許していたし、4失点目も代表選手かと思うほどDFの集中力が落ちていた」とし、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選から課題とされてきた守備を立て直す必要があると伝えている。
また同紙では元代表コーチのチョン・ヘソン氏のコメントも紹介。「代表選手であれば、守備をする時のカバーリングと協力プレーは基本であるにもかかわらず、そうした部分が見えなかった」と苦言を呈している。
最新の韓国メディアの報道によれば、大韓サッカー協会のイ・ヨンス副会長とチョン・ハンジン国際チーム長が、6日にフランスでヒディンク氏と協議した結果、ロシアW杯期間は別の仕事もあり、公式的な役割をこなすのは難しいため、「非公式で韓国代表をサポートする」との意思を明らかにしたという。
韓国代表は10日にモロッコ代表との親善試合を控えているが、それでも「フース・ヒディンク氏を監督にせよ」との国内世論がいまだに燻っている。ファンを満足させるためには、シン・テヨン監督がこの先の代表戦で結果を残すしか、道は残されていない。
【了】
金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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