元Jリーガーがアルゼンチンで「ナカムーラ」 高精度FK連発で中村俊輔の偉大さ実感

かつて大宮や草津で活躍した島田氏 CPサッカー日本代表監督として訪れた地での出来事を紹介

 日本が誇る“ファンタジスタ”中村俊輔は、やはり世界にその名を轟かせているようだ。一人の元Jリーガーが、日本から遠く離れた南米の地でその偉大さを実感し、自身のツイッターでその様子を綴っている。

“黄金の左足”で数々の伝説のゴールを生み出してきた中村は、海外メディアの「歴代FKキッカー特集」などでも世界の名手と肩を並べて何度も選出されてきた。また日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、6日に行われた国際親善試合ニュージーランド戦(2-1)後の記者会見で、現在の日本代表に優れたFKキッカーがいないとの質問に対し、名字しか出さなかったものの、「ナカムラのようなキッカーがいないのは事実かもしれない」とコメント。日本を代表するFKの達人として、世界的な名声を得ている。

 そうしたなか、かつて大宮アルディージャやザスパ草津(現・ザスパクサツ群馬)などでプレーし、現在は脳性麻痺7人制サッカー(CPサッカー)の日本代表監督を務める島田裕介氏が、CPサッカー世界大会に参戦するために訪れたアルゼンチンの地で、中村の偉大さを感じたと自身のツイッターで明かしている。

「アルゼンチンにて。GKトレーニング。地元のアルゼンチン人の人から『ナカムーラ』って呼ばれました。笑 アルゼンチンの田舎町でも有名な中村俊輔選手は偉大」

 島田氏は現役時代、中村と同じく左利きの司令塔として活躍し、プレースキッカーも担当。その技術は錆びついておらず、投稿された動画でもGKトレーニングで高精度キックを次々と披露している。その様子を見たのか、現地のアルゼンチン人から「ナカムーラ」と呼ばれた出来事を紹介し、日本が世界に誇るレフティーの偉大さを実感したようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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