日本代表強化にも影響!? FIFAが国際Aマッチデー開催規定の変更検討と英メディア報道

FIFAが国際Aマッチデーの開催数減と開催期間延長を協議と英メディア報じる

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、6日の国際親善試合ニュージーランド戦で2-1と勝利し、来年6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて強化を続けている。そんななか、FIFA(国際サッカー連盟)は国際Aマッチデーの開催数減と開催期間延長を検討しているという。英公共放送「BBC」が報じた。

 FIFAに加盟する代表チームが対戦する試合を「国際Aマッチ」と定めており、W杯予選などの公式戦と国際親善試合の2種類に分けられている。いずれの場合も各国サッカー協会に選手の拘束力があり、クラブ側は選手派遣の義務を伴う。マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督やアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、公然と代表招集のスケジュールを批判するなど、クラブ側の不満も小さくないという。

 同記事では「FIFAはより長く、より短いシーズン中のインターナショナルブレイクを議論」と伝えている。「クラブと代表チームのバランスを取ろうとしている」というのが最大の目的で、すでに話し合いは始まっている模様だ。

 来年6月のロシアW杯までの国際Aマッチデー期間は、10月2日~10日で最大2試合、11月6日~14日で最大2試合、来年3月19日~27日で最大2試合と決まっている。さらに以降も2024年までその期間が確定しているが、記事によればクラブ、リーグ、放送局などが同意すれば変更の可能性もあるとしている。

 

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