「ネイマール史上最高の股抜き」 ブラジルの至宝が見せた美技をスペイン紙称賛

W杯南米予選のボリビア戦で、DFバルベルデ相手に鮮やかな股抜きを成功

 ブラジル代表FWネイマールの比類なきテクニックは周知の通りだが、彼の凄みはそれを試合中に難なく繰り出してしまうところにある。現地時間5日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選の敵地ボリビア戦(0-0)で、ネイマールは勝負どころのゲーム最終盤に敵陣深くで相手DFに対して華麗な股抜きを披露。スペイン紙「マルカ」は「ネイマール史上最高の股抜き」と特集を組んでいる。

 ブラジルの至宝にとって、不可能はないのかもしれない。

 ブラジルサッカー連盟(CBF)は現地時間6日、公式インスタグラムにボリビア戦のあるワンシーンを切り取った動画を投稿。0-0で迎えた後半43分、ブラジルが得点を奪いに敵陣に攻め込み、左サイドのコーナー付近でネイマールがボールを持った。すかさずボリビアのDFガブリエル・バルベルデが立ちはだかったが、背番号10はゴールライン際で右足裏、アウトサイドを使ってボールをコントロール。そして、相手が前かがみになってボール奪取に来た瞬間、鮮やかな股抜きを決めてみせた。

 慌てたバルベルデの右手がネイマールにかかってファウルとなり、ゴールには直結しなかったが、標高3640メートルという厳しい環境下の試合終盤に飛び出した美技にメディアも反応。スペイン紙「マルカ」電子版は、プレーのテキスト実況で「88分:あぁ! ネイマールの股抜き! 止めに来たバルデルベの脚の下を通した」と速報。試合後には、「ネイマール史上最高の股抜き」と見出しを打ち、過去の股抜きとともに紹介している。

 

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