エースFW大迫勇也が語る「先制PK」の舞台裏 いち早くボールを手に取った理由とは?
ニュージーランド戦後半5分、PKのチャンスでゴール 「点を取ることができて良かった」
日本代表の1トップ、大迫勇也(ケルン)はエースFWとしての自覚を強くしているようだ――。日本代表は6日に行われたキリンチャレンジカップ、ニュージーランド戦で2-1と勝利した。後半5分の先制点は大迫のPKによるものだったが、蹴るのを「決めていた」と得点に対する貪欲な姿勢を見せた。
「勝つことができて良かったです。PKですけど、点を取ることができて良かったと思います」
試合直後のフラッシュインタビューで、大迫はこのように切り出した。この日も日本の最前線を任された大迫は、相手マーカーを背負っても相変わらずの安定したポストワークを披露。この日左ウイング武藤嘉紀(マインツ)も「連係としては上手くいく部分もありました」と語るなど、前線の基準点として機能していた。
ニュージーランド戦まで、代表戦では通算21試合に出場するも、ゴール数はわずか「6」。ゴール数は物足りない数字にとどまっていた。そんななかで格好の得点チャンスが訪れたのは後半5分だ。MF山口蛍(セレッソ大阪)のミドルシュートがペナルティーエリア内で相手のハンドを誘い、PKを獲得。この場面でいち早くボールを手にしたのが大迫だった。
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